チャーシューはこうやって作れ(ラーメン好きシェフがこっそり教えます)

はいこんにちは。

皆さんはラーメンの必需品である「チャーシュー」を作ったことはありますか?
美味しいチャーシューはハードルの高い料理だと思いますか?

今回は、日本人が大好きなラーメンに欠かせない具材、「チャーシュー」の作り方です。

美味しいチャーシューを作ろう

皆さんの好みのチャーシューがあると思いますが、今回はトロトロではありませんので悪しからず。

ラーメンに入ってるチャーシューは二種類あると思っています。(他にあったら教えてネ)

  1. トロトロで溶けていくようなチャーシュー
  2. ある程度の歯応えがあって、噛めば旨味が滲み出てくる

今回作るのは後者のチャーシューです。

個人的な好みもあると思いますが、僕は「噛む」方が好みです。
僕の家族は無類のラーメン好きな上、母親の実家はラーメン食堂、父も自分でスープから作るし、じいちゃんに至っては死ぬ直前「ラーメン食わせ」と言ってきました。

家族のみんなは「昔ながらのラーメン」が好きで、あっさりした味付けに仕上げつつも味わい深い味に仕立て上げようとしてます。

その「昔ながらのラーメン」にはやはりチャーシューは必須具材でありますので、手作りします。なぜなら、あっさりしたそのラーメンには市販の甘い味付けがされたチャーシューは旨くないからです。

と、いうことで教えますね。

作り方

さて、材料なんですが、お肉屋さんに行って「チャーシュー用の豚肉ください」って言えば良いと思います。良心的なお店はタコ糸でグルグルしてくれます。

お肉屋さんがない場合は「豚バラブロック」もしくは「豚ももブロック」を買いましょう。

チャーシューには「バラ肉」が一般的なのですが、「もも肉」も歯応えがあって、これも「乙」です。

そして、相変わらずなんですが簡単に美味に仕上がるのでよろしくお願いします。

工程
  1. 豚肉のブロックを大きめの鍋に入れ、たっぷり水を注ぐ。ひたひたに。とかではなく、鍋にいっぱいいっぱい。
  2. 最低3時間〜6時間コトコトと弱火で茹でる。
  3. 茹で上がった豚肉をフライパンに移し、豚肉を転がしながら「醤油で焼く」。
  4. 醤油が煮詰まり、豚肉の表面に焼き色が付けば完成。
以上。時間はかかるが作業は簡単。

詳しく解説します

①と② 茹でる工程

別にコツはありません。

1つ、この時に一緒に「ネギの青い部分」や「生姜」を一緒に入れて煮ると、あとでラーメンスープとして使えます。

火をつけっぱなしで離れる事になると思うので、忘れちゃわないようにしてくださいまし。

③と④ 醤油で焼く

この工程が面白いところで、ここで「醤油だけで」味付けをします。
好みで紹興酒を加えても美味しいので試してみても良いかと。

フライパンに茹でた豚肉のブロックを置いて火にかける。そこにドボドボと、肉の下1/3が埋まるくらいの醤油を注ぐ。(紹興酒を入れる場合はさらにドボドボ加えれば良し。)

中火〜強火で、肉を転がしながら全体に醤油を絡ませていく。

焦げてきても臆する事なく、肉を焼き付けていく。

肉の表面が焦げ付きと飴色になるように、全体を仕上げる。

こうする事によって「表面は醤油の濃い味がついてるが、中の肉は、ただただ肉」なのでちょうど良い味加減になる。

というわけです。やってみるとマジで簡単です。

日持ちするから常備菜として作るべき

ゴロっと出来上がったチャーシュー。

たこ糸は取り残しがないように注意して取ろうね。

このチャーシュー、常備菜として秀逸なものがあって、冷凍しておけばずっと使えるし、
冷凍しなくたって結構日持ちするんですのよ。

我が家では「チャーハン」が一番人気。愛しの炒飯。

具材もチャーシュー、長ネギ、卵だけでとんでもなく美味しくできるし簡単。

薄くスライスして練りからし付けて食べればビールのお供。

青菜とかの野菜とオイスターソースで炒めれば飯の供。

忘れちゃいけないのが、茹で汁は捨てずに使ってね!

お試しあれー

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