こんにちは、料理人のだいきっちゃんです。
コロナウィルスのおかげで、何かに触ることすらも怖くなっている人も多いと思います。
なので今回は、「免疫力を上げて、ウィルスを寄せ付けない体を作る」をテーマに料理人目線でお話していきます。
なぜ料理人が?と思うかもしれませんが、朝から晩まで過酷な調理師という仕事は体が資本です。
接客もするわけですから、元気に対応しなくてはいけません。
風邪など引いてる時間はないんです・・・
実際に僕はこれから説明する事を意識し、実践してからおかげさまで5年以上はお医者様のお世話にはなっておりません。
生活に簡単に馴染ませる事ができるので、ぜひ記事を読んで実践してみてください。
ちなみに今回の記事の情報はこちらから大いに取り入れています。
さぁ!免疫力を上げよう!
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人の免疫力は落ちています
まずは、なぜコロナウィルスがこんなにも感染者が増えてしまっているのか?というのを考えてみましょう。敵を知り、危機感を持つことが最速で必要な事項です。
今回のウィルスは、
症状が認知しにくい事に加え、感染力が強いという事と特効薬(ワクチン)がないということが原因だというのはご存知かと思います。
そしてその認識の他に重要なのが、「人間の免疫力が低下している」ということがあると思います。
そもそも新しいウィルスというのはどんどん進化、誕生しています。これは「人類の進化」には欠かせない、ごく自然な現象なのです。
つまりどういうことかと言うと、人間は新しいウィルス抗体を体の中で作り、新しい環境に耐えることができる体になって行かないといけないということです。
ところが現代人という種族は免疫力が基準値より低下してしまい、感染後のリスクが上昇してしまっているのです。ウィルスを殺すことができない体に変化してしまっているのです。
今回のコロナウィルスの報道で、感染者のうちの2割が重篤化します。という事や、怠惰感はないけど味覚障害がある。などと、個人個人の症例に差が多いというところがあります。(ということは少なからず感染はしているものの症状が出ずに治る人もいるだろう。)
この事から、取り敢えず個人レベルで免疫力をあげれば、重篤化は避けれるのではないだろうか?と感じたわけです。ここ大事なので、良く考えてみてください。
世界中の権威ある博士や教授が、今まさにワクチン開発や研究を死に物狂いでやっているわけですが、ワクチンが安心して使用できるようになるまでには最低でも二年はかかるのではないかとも言われています。
僕たちがウィルスと共存するには、ただちに感染して重篤化を避け、体内にウィルス抗体を付けなければいけないのです。そしてウィルスに負けないために免疫力を上げなければいけないのです。
免疫を下げてしまう行動
では、なぜ現代人の免疫力は下がっているのかという事を簡単に挙げてみます。
- 食生活の変化・・・ジャンクフードやコンビニ食、過食、西洋食文化etc
- ストレス社会・・・働きすぎ、ハラスメント、人付き合いetc
- 生活の乱れ ・・・夜更かし、運動不足、引きこもり
たったこれだけで、免疫は著しく下がります。
この中で、今回は特に食生活という項目に注目します。
現代社会は物質的に豊かになりすぎています。しかしながら、それ故に簡単に手軽に食事を済ませることが可能なので栄養が偏りがちです。
このこと自体は、主婦の方や料理人の僕のように、食に関わる仕事をしている方にとっては当たり前に意識されていることでしょう。
しかし多くの人がきっとこんな風に注意していると思います。
野菜を中心に食べれば大丈夫!とか、糖質を抑えれば!とか塩分控えめで!とか・・・
これは完全にメディアに踊らされている結果です。
実はもっと根本的な食事の考え方が忘れられているのです
さて、ここからが本番ですよ。
自己治癒力を向上させよう!
自己治癒力とはつまり、免疫を強化します。ウィルスのみならず、病気にかかる事すらほぼなくなります。
旬を知る
人間の体はどのようにできているかご存知でしょうか?
しばらく考えてみてください。
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そうですね、食べて栄養を摂り、それを元に細胞を作り上げていきます。
これは専門外なので詳しくは説明しません。ご自身で調べてください。なかなか面白いことがたくさんわかることになると思います。それが、「知恵」となります。
この事実は実に簡単な事です。
添加物でいっぱいの食べ物を食べれば、体の細胞は添加物で作られる。ということです。
こんな添加物でいっぱいの体では「免疫が強い」とは言えませんね。
ではどう言った食べ物が良いかというと、「生命力が溢れて、生き生きとした食べ物」です。
これは自然の摂理、大地の育みにより誕生した食べ物。
つまりは「旬の食べ物」です。
それなのに現代の日本人は、「旬な食べ物」を知っている人が少なくなっています。
季節ごとの旬が何なのかくらいはしっかり意識できるようになることが、免疫力UPへの一番の近道です。
これを深く学んでいくと、足りない栄養素の補充に良い野菜は何か?とかもわかるようになり、すごい人は「生薬」になる雑草すらタダ同然で手に入れることができます。
ちなみに「旬」という考えは日本人特有の考え方です。
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基礎体温を上げる
体温が1度変わるだけで、人体には様々な影響が出ます。
36.5度が平熱の人が37.5度まで熱を上げると、気怠くなりますね。ボーッとしてしまい、仕事も捗らなくなります。
今度は逆に、35.5度以下に下がるとどうなるか?
認知しづらいですが、血行が悪くなり、代謝も落ちます。その結果頭痛になる人もいます。
免疫力も同時に低下します。
現代人は、便利な家電製品のおかげでいつも適温常温で過ごせる事が当たり前です。
そのせいで、体温調節機能が非常に弱くなってしまっています。
ウィルスに感染すると高熱が出ます。これはウィルスを熱で殺すためです。
それなのに熱を下げようと慌てて解熱剤を飲むと、逆に自己治癒力は弱くなります。熱を上げる機能を使わなくなるのですから、その力は弱くなって当然ですよね。
体が冷えているのに、体温を上げる事ができないという事になり、加えて免疫力が低い状態で生活しなければならなくなります。
この状態で毎日を過ごし、熱が出たら解熱剤を服用。いろんな疾患に大して薬で治療。
これを繰り返せばどうなるかは想像がつくはずです。
個人的な話をすると、僕は雪国生まれなのでどうやら寒さには強いらしく、冬場でも裸足で過ごす事ができます。ちょっと無理すれば半袖でも平気です。
幸か不幸か、クーラーやファンヒーターなど付けていると具合が悪くなる事が多かったので、あまりそう言った器具に頼らないように生活していたからだと勝手に思っています。
ちなみに、人の指先、足先というのはいわば触覚のような物で、神経が密集しています。これを敏感にさせておくと、体が環境に順応させるために勝手に温度調節をしてくれるんです。
寒いからと言って分厚い靴下を履くより、裸足になって体に気温を認知させる方が体が暖まります。
少し話がずれましたが、体温というのは健康を保つために非常に重要な役割をになっているというのはご理解いただけましたでしょうか?
体温を上げるのに手っ取り早いのは運動です。これは説明不要かと思いますので補足程度に付け加えておきます。
運動をすると、心臓がバクバクしますね。酸素を血液が全身に運ばなければいけないためです。
すると、血流が良くなりますね。
例えば、マッサージをするとマッサージをした箇所がポカポカしてきます。
例えば足裏マッサージ。足裏は体の全ての神経と繋がっているので、マッサージをすると血行が良くなり、健康に影響をもたらします。
お気づきかと思いますが、血流に免疫向上のヒントがありそうです。
定期的な運動は、免疫向上のためには不可欠です。
終わりに
なぜ料理人が基礎体温の話をするかって?
それは、体温を上げるための食べ物があるからです。
風邪を引いたら摂取するべき食べ物を知っているからです。
次回から具体的な食べ物をご紹介していこうと思います。
「この野菜は栄養があるんだって!だからいっぱい食べよう!」ではなくて、
「この野菜はこんな時に食べると効果があるよ。」「こんな気候の時はこの野菜だよ。」
と言うような、生きる知恵を持ってもらいたいと思っています。