【春の七草】セリを食え、芹を!

こんにちは、だいきっちゃんです。
春といえば「山菜」というのは当たり前ですが、春といえば「野草」の季節でもあります。

春に必要な栄養も旬の野草はしっかり補えます。しかも家計に優しい・・・
コロナ禍にぴったり!?

春の野草、芹

芹ってなんだ?

芹は「セリ」と読み、日本全国で取れる多年草です。そして、数少ない日本の固有野菜です。
日本の固有または在来種ということは、日本人の栄養に取っては必要不可欠な野菜ということです。

以前に書きました、「春はデトックスの時季!食べ方を学んで代謝しまくろう」をまだご覧になっていない人は是非読んで見ると、理解が深まると思います。

春はデトックスの時季!食べ方を学んで代謝しまくろうを踏まえて考えると、芹が春の七草にされている理由がわかると思います。

日本料理に精通している人なら「セリ」というのは良く使用する野菜、野草なのですが、一般の家庭ではもしかしたら馴染みが薄いかもしれません。

しかし、いざ料理してみるととても使いやすく、他の食材とも合わせ易いというふうに感じると思います。似たような野菜では「クレソン」があります。

クレソンと同じような使い方をすれば良いと思いますが、個人的には「セリ」の方が香りも良いので好きです。

ちなみに日本には七草粥を正月に食べる風習があるのですが、1月の寒い冬では芹はまだ育っていません。

これは憶測(結構自信はある)ですが、日本は旧暦の暦を採用していたので、旧暦では「2月」が正月になります。2月は春の始まりの月でもありますし、セリの旬も2月〜4月です。

そのほか、セリについてもっと詳しく知りたい方はこちらのサイトがほぼ網羅しているのでどうぞ。

引用; 旬の野菜百科

引用;解決野菜

セリを採りに行こう

少し郊外に行けば自生している野草なので、自分で採取することができます。
湿地や水田、山野の綺麗な水流などにいっぱい生えます。実は近所に自生してたりします。なので、意外と難易度が低く採取できるのでおすすめです。

ただ、注意しなければいけないのが、同じような場所に「毒ぜり」が生えているということです。
トリカブトなんかと並ぶ猛毒を持っているので、見分けなければいけません。

と言っても、これもそれほど難易度は高くありません。

毒ぜりの見分け方
セリに比べて「葉が長めで大きく、茎の丈もはるかに大きく育っている。」
セリの根っこは「白いひげ根」に対して、毒ぜりは竹の子のような形で「緑色の太い地下茎」である。
というようにわかりやすい。

茎が細めの方が柔らかくておすすめ。根っこごと引っこ抜いて大丈夫です。

取ってきたら泥を洗い、水に晒してアクを取りましょう。

おすすめの食べ方

これといって特別な調理は必要ないのが、この野草の良いところ。

  1. 茹でてお浸し
    サッと塩茹でして、水にさらす。
    水けを絞って好きな味付けで食べれ。醤油だけでうまい。
    塩とごま油でナムルも良い!
  2. 天ぷら
    かき揚げでも束ねて揚げても、海苔で巻いて磯辺揚げも最高。
  3. きんぴら
    油で炒めて好きな味付けすれば良い。

  4. 鍋にドサっと入れて食らえ。秋田のきりたんぽには欠かせないし、特に醤油味の鍋に入れると最高。
    個人的なおすすめは「豚肉と一緒にしゃぶしゃぶ」。簡単でうますぎる。
  5. ご飯に混ぜる
    刻んで混ぜるだけ。
    【春の味覚】あさりとセリの炊き込みご飯のレシピを作ったからこれもやってみて欲しい。

というように何を作っても美味い。手前味噌ですが、炊き込みご飯は秀逸でした。
是非とも皆さんに味わってもらいたいわけです。

あさりとセリの炊き込みご飯。画像リンクでレシピ。

セリの効用

最後にセリの栄養を少し・・・
引用サイトに詳しく紹介されているので、ここではそこまで詳しく書こうとは思わないのですが、
セリは「生薬」としても使用されるほど人間の健康維持に必要な栄養が様々含まれています。

解熱作用、粘膜強化、免疫向上、食欲増進、胃腸の調子を整える。などと言った事から、風邪にも効果あるし、肌トラブルにも効果あるし、そしてお酒を飲んだ後にも重宝します。

正月の飲み疲れ、食い疲れした時に食べる七草粥。なるほど、理にかなってますね。
その季節になると、自然と出てくる野草を体に取り入れることで、健康保持をする先人の知恵には感服です。

こちらの記事に詳しく解説していますので是非見てください。▶︎免疫を上げる簡単な方法があります

ピヨキチ
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