こんにちは。だいきっちゃんです。
皆さんは、あさりと言えば味噌汁。セリと言えば、春の七草がゆ。などをすぐに連想するかもしれませんが、今回はこの2つの食材で「炊き込みご飯」します。
アサリの出汁で炊いたご飯に、セリの香りが絶妙に美味しいですよ。
簡単本格プロの味
土鍋でご飯を炊いてみよう
炊飯ジャーでも構わないんですが、土鍋でご飯を炊くとふっくらと甘みのあるご飯が炊けます。その理由は温度上昇にあるのですが、今回は割愛させてもらいます。(長くなっちゃうし。)
昔はよく「始めチョロチョロ中パッパ、赤子泣いても蓋とるな」とか言って、土鍋炊きのコツが表現されてましたけど、今は違います。
我が家で使っている土鍋がこちらなんですけど、なんの技術も必要なく美味しい土鍋ご飯できます。
マジでおすすめな土鍋ちゃん。
材料
- 米・・・・・・3合
- 水・・・・・・1ℓ〜 (あさり出汁600ccを取る)
- あさり・・・・2パック(スーパーの一般的なパックです。)
- セリ・・・・・150g〜200g
- 昆布・・・・・8cm角くらいを一枚<調味料>
- 酒・・・・・・大さじ3
- 薄口醤油・・・大さじ1
- 塩・・・・・・小さじ1
醤油は「薄口醤油」の方が素材の味が引き立つのでおすすめです。濃口しょうゆしかない場合は、大さじ1/2にして、塩をひとつまみ多めにしてください。
近所に売っているならそれで十分ですが、関東圏では薄口醤油はあまり置いていないのも事実です。
作り方
まずは簡単な手順です。
- 米を洗い、ざるに上げて水を切っておく
- アサリの出汁をとる
- 出汁の分量をはかり、味付けをし、出汁を冷ます(あったかい出汁のままでも炊くことはできます)
- 調味した出汁と米を入れて、炊く
- 炊けたら、出汁をとったあさりと、刻んだセリを入れて蒸らす
- 蒸らしが終わったら、ご飯をかき混ぜて完成。
茶碗に盛って、さらにシャキシャキの追いセリをしても美味い。
これだけです。
結構簡単にできてしまう割りに美味しくできます。大変な事と言ったらアサリの準備でしょうか?
美味しく作るコツを書きましたので、良く読んで忠実に作って貰えば誰でも簡単に美味しくできると思います。
アサリの下ごしらえ
アサリの砂出しは事前にやっておくことを忘れずに・・・
アサリはパックから出したら砂出しをすることをおすすめします。
海水程度(100mlの水に対して3gの粗塩で3%です)を作り、そこにアサリを入れて冷蔵庫へ。
アサリがちょっとはみ出るくらいの量がちょうど良いです。はちみつを少し入れると良いらしいです。
注意点は、乾かないように濡れたキッチンペーパーを被せて置くことと、3時間以上はやらないこと。

次にアサリの出汁を取ります。
出汁の量ですが、ご飯を炊くのに600ccが必要です。予備で多めに1ℓくらい取っておくと安心です。味噌汁も作りたいなら1.5ℓくらいにしても出汁の濃さとしては問題ありません。

鍋にアサリと1ℓ〜の水、そして昆布を入れて弱火にかけます。沸騰させてしまうとアサリが固くなってしまうので、弱火でじっくり慎重に出汁を取ります。
貝殻が開いて、水が白くなったらOK。結構出汁出てると思います。
漉します。
あさりと出汁を分けて、出汁には味付けをします。
アサリはご飯を炊いてる時にでも殻から外しておきましょう。手でやると早いです。
出汁の調味と分量
今回は3合のご飯を炊くので、600ccの水が必要です。
しかし、炊き込みご飯の場合は1割増の分量の水分量で炊くのがコツです。
ですので、調味した出汁(炊地)660ccでご飯を炊くと丁度よく仕上がります。そして、味付けの目安として大体1.2%くらいの塩分量が良い塩梅です。
アサリ出汁…600cc、酒…45cc、醤油…15ccでちょうど660ccになります。塩分量が足りないので塩を加えます。炊飯する

さて、いよいよ土鍋で炊くわけですが、今回使う”かまどさん”は本当に優れもので、余計な火加減調節がいらないんです。
米と水(炊地)を入れて蓋をして火にかけて15〜20分くらいで炊けます。
蒸気がピューっと吹き出すと炊けた合図で、あとは火を消して蒸らすだけ。単純で簡単。
炊け具合はこれまで一度も失敗したことがないです。
まぁ、本当に優れものなので皆さんも是非使ってみてください。
それで、炊き込みご飯はと言いますと、炊いている間にセリは一口大に小さく刻んでおきます。
アサリも殻から外しておきましょう。
このあさりとセリは、蒸らしの時にドサっと入れちゃいます。

蓋をして、10分ほど蒸らして完成です。
蒸らしたら、蓋を開けて底を返すようによく混ぜ込みましょう。この混ぜるというのは、実はご飯を美味しく炊く上で結構大切です。
ともあれ、あさりとセリの炊き込みご飯は完成!
肝心の味はというと、僕が作る炊き込みご飯史上、上位に食い込みました!
これは是非、実際に作って味わってもらいたいです。感想もお待ちしております。
念のため、おすすめの土鍋と醤油を再度記載しておきます。
