こんにちは、だいきっちゃんです。
前回、基本の出汁の取り方【一番出汁】でプロ仕様な出汁の取り方を詳しくお伝えしました。
しかし、あの基本の出汁の取り方【一番出汁】と言うのは、実はあまり家庭的ではありません。
実は、もっとインスタントに、なおかつ美味しい出汁の取り方はあります。
今回はその中でも「万能すぎる出汁の取り方」を教えます。
万能すぎる1.5番だし
コツが存在しない
出汁には種類があって、取り方によって1番だし、2番だしとか言うのですが、今回ご紹介いたしますお出汁は(謎にお上品な言い回し・・・)その名も「1.5番だし」!!!
一番出汁は、カツオと昆布の上澄みのようなイメージ。→出汁を楽しむお吸い物が代表料理。
二番出汁は、一番出汁の出し殻を煮出して旨味と雑味が同居する。→煮物に向く出汁。
ざっくりですけどこんな感じなんす。
1.5番と言うのはまさにその間の子で、雑味もあるけど旨味も濃く出てますよ〜ってゆう万能野郎です。
そもそも、今おうちで「吸い物」なんて作る人は少ないと思うのですが、どうでしょう?
それよりも、「出汁=味噌汁」って感じじゃないですか?
他には麺つゆにしたり、煮物に使ったり、餡掛けに使ったり・・・家庭的な料理は煮物系が多くなると思います。
だから一番出汁なんてとる必要性がないんです。
今までそれを一番出汁で作ってたとすると、きっと出汁の風味が薄く感じてしまって、顆粒だしをさらに足す。なんて事態に陥っていたりするはずです。(昔の僕がそうでした。)
ところが、この1.5番だしは、味噌汁、煮物全般、餡掛け、お浸し、麺つゆ、刺身醤油etc.etc….
マジで万能に使えます!出汁の旨味もたくさん感じると思いますよ。
しかも、この記事を作ると決めて、内容を考えたんですけど、詳しく細かく説明する部分がないんです・・・
なぜなら、ガチでリアルに簡単すぎるから!
コツ?ないですそんなの。ではレシピです。
作り方
材料
- 鰹節
- 昆布
- 水
細かく分量を知りたい方、出汁を取ったことないって人はこちら▶︎基本の出汁の取り方【一番出汁】
作り方
- 鍋に水をはり、昆布を入れて火にかける
- 沸騰直前(昆布が浮いてくる)になったら、鰹節を入れて、およそ5分ほど煮立たせる
- リードペーパーなどで漉す
以上。異常なし。
さぁ、実際に出汁を取ってみましょう
って感じですか?そうですよね?いくらなんでもって感じでしょ?
でも本当にこれで美味しい出汁ができちゃいます。
なんだかピヨキチは休日らしいので、おうちでご飯を作るみたいですよ?
早速見てみましょう・・・
一番出汁を取って味噌汁と炊き込みご飯でも作ろうかしら。
まずはいつものように鍋に水と昆布を入れて火にかけろぃ。
まぁ、いいや、、、、温度上がりました!昆布取り出します!
おい、お茶飲みたいな。
お茶ですね?ヘイヘイ、待っててくださいな、と。
・・・・・5分後
こりゃぁ一体・・・?
昆布を最低3時間以上水出ししてください。つまり、水に昆布を投げ入れて放置。
朝出汁を取りたい時は、寝る前に昆布を水に入れておきます。
夕方出汁を取りたい時は、昼前くらいには昆布を入れます。
まぁ、なるべく水で戻して長い時間置いておきましょうって事です。
一番出汁の時も同じように水で昆布を戻しておいた方が良いです。
と言う事で、香りも旨味もバッチリな美味しい出汁が取れました。
終わりに
いかがでしたでしょうか?
実際にやってみると本当に簡単にできてしまいます。しかも、使い勝手も最高です。
ちなみにですが、出汁を取った後の昆布は「佃煮」や「煮物」として。かつお節は炒って味付けして「おかか」などのふりかけとして再利用できます。色々試してください。
(他に使い道があったらまたtwitterなどでお知らせします。)
次回はさらに、この出汁の活かし方を次回ご紹介しようと思いますので、是非見てください。
「八方だし」と言う、これまた万能な調味料と言いますかなんと言いますか・・・?
八方美人の八方だしを知れば、あなたの家の食卓がレベルアップしちゃいます。乞うご期待!
あ、おすすめの出汁用の鰹節や昆布は基本の出汁の取り方【一番出汁】で紹介してるので是非。
他にもいろんな出汁があるっすよ〜。
かと言って市販の出汁パックには頼りたくない!どうしたら良いの〜〜〜〜!?